2012年10月11日木曜日

MS-ACCESSの中身をソース管理する方法


MS-ACCESSのMDBファイルは開いただけで、更新日時が変更されてしまう。
これでは、テスト時などにファイルコピーして使っているとどれが最新のファイルなのかわからなくなってしまう。

それだけでなく、MS-ACCESSで画面(フォーム)を作成し、そのロジックをモジュールにVBAとして書くシステム開発をしていると、ソースの履歴管理をしたくなる。
Visual Studioで開発したファイルはVSSで管理できるが、MS-ACCESSだけがうまく管理できない。

調べてみたらあるもので、以下をダウンロード。
Microsoft ダウンロード センター:Microsoft Access 2010 ソース コード管理

インストールも簡単で、MS-ACCESSのアドインに追加されている。

参考資料:Microsoft Access での Visual SourceSafe の使用

ダウンロードしたファイルを実行すると、MS-ACCESSのリボンに「ソース管理」というタブがついている。

「データベースをSourceSafeに追加」というボタンをクリックすると 確認画面が2つ出た。
確認画面1
確認画面2
それぞれ「閉じる」と「OK」をクリックすると、以下の画面になる。

この状態で、MS-ACCESSの中身(オブジェクト)が全てテキストファイルとして作成されて、VSSにインポートされている。

で、MS-ACCESSの確認メッセージの「データおよびその他のオブジェクトのチェックアウト」をクリックすると、MDBと同じファイル名で拡張子がACBというファイルが一つだけチェックアウトされる。

残念ながら、チェックアウトを取り消した状態(テキストファイルなど通常はリードオンリーになる)でもリードオンリーにはならず、 フォームなどを変更し放題。
結局、VSSで管理してもMDBファイルの日付は開いただけで更新されてしまうため、テスト用、修正前、修正後などファイル名やフォルダで管理するしかなさそうだ。





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